2016年07月28日

あの「ニュースステーション」で、幸福実現党の七海候補が(3候補以外で)一番に紹介されました!

昨日の「ニュースステーション」観ましたか?
初めて主要3候補”以外の候補者の街頭演説や声が紹介されました!
しかも、その中で最初に紹介されたのが「消費税5パーセント特区」を訴えている七海ひろ子候補!

候補者3人しかいないも同然の「都知事選報道」にうんざりしていた処に、突然、若くて元気な”ななみん”の姿と「消費減税特区」のアイデア…ムッチャ新鮮!衝撃デビュー!でした。

と喜んでいたら、やはり、六人の候補者有志(七海ひろ子氏を含む!)による「都知事選偏向報道是正の要望書」が各放送局に出されたようです。
それを受けての昨日の放送だったのですね。(「テレビ朝日」他、東京の大手放送局3社に要望書が送られたようですが、ほかの局の扱いはどうだったんでしょう?)


求めよ、さらば与えられん!?


本気で動けば。世の中変わるのだ!
都民の皆様、あきらめないで!

【偏向報道にNO!】都知事選候補者有志が緊急記者会見 ライブ配信【ザ・ファクト】



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2016年07月15日

なぜ産経新聞までも「生前退位」という言葉を使うのか?

明治天皇の曾孫で、保守の論客としても活躍されている竹田恒泰さんの「譲位というべき。生前退位という言葉は不敬」というTwitterの投稿に注目が集まっています。(下に掲載。)

それを受けて、サムライ議員の小坪しんや氏が自身のブログで「NHKの責任問題」について、鋭く指摘していますので、まず一部引用します。

https://samurai20.jp/2016/07/joui/


【拡散】生前退位は不敬、「譲位」を使う方はシェア【NHKの責任問題】
2016年7月14日

NHKと不敬罪

私は三権分立の区分から言えば、法に基づく判断を下す立場ではない。
そのことは事前に強く述べておきたい。

とは言え、法に抵触する可能性を示唆する程度の自由はあると認識している。
広義における言論の自由の一環として。

今回のNHKの報道は、不敬罪に該当する可能性があると認識している。
宮内庁に明確に否定されている。



陛下が自らそのようなお考え、ご存命のうちに退位されると報じたのはNHKであると認識している。
いま調査しなおしたが、現在、持ちうる情報ではNHKが初報である。

陛下のお考えがどのようなものかはわからない。
わかってはならぬと認識しているし、身勝手に陛下の心中を推し量って、推論で述べることもあってはならない。


それが退位される等の話であったり、本当に大きな話なのだ。
誤報で済むレベルではない。

何がしかの責任はとるべきだろう。
また、とらせるべきだ。

報道の背景を読む@

誤報であるか、また人為的なミスなのか等々。
その要因にも関連するが、このNHKの大罪に意図があったと過程して推論しておきたい。
これは保守派として当然に行うべき「防御」の一環であると考える。

ミスという可能性も否定できない。
実際に退位される可能性があり、内々で(宮内庁などからも)情報を得ていたというもの。

準備を整え、満を持して最後に報道に発表する手筈であったとしよう。
それがタイミングが合わず、もしくは出し抜く形で報道が先行してしまった、というもの。

これでも大きな問題だ。
どの法を論拠とすべきかはさておき、司直の判断・裁きを求めるべきだ。
また政治分野においても公営放送というよくわからない状況を脱し、国営にするならば国営にする、もしくはスクランブル化する等、「ある程度の政治判断」はすべきだろう。
示しがつかない。

よくわからぬ形で強制徴収のような法整備を模索しているようだが、総務省に対しての発言を含め、与党自民党は「はっきりと言って頂きたい」と思う。
いまのNHKの法的位置づけは理解に苦しむものがあり、「相当に甘い」という点は常々疑問に思っていた。

そのあたり、明確にして頂きたい。

報道の背景を読むA
邪推と笑う方もいるだろう、笑って頂いても結構。
上記で推論した「ミス」(責任は発生する)ではない可能性も指摘しておく。



もしこちらであった場合、私たちは動く必要があるように思う。
少なくとも事前に注意喚起はなされるべきで、それは政治家の責務であると考える。

意図的に「陛下が生前退位」という捏造を行った可能性だ。
宮内庁とのタイミングのズレではなく、意図的にやった可能性。
その場合の「目的は何か」ということを推定しておきたい。



目的はある。
「第二の人間宣言」と有田参議院議員が喜んでいた。
ここに一つの答えがあるように思う

左派にとっては、現行の陛下にまつわる制度が変わることは、嬉しくて仕方ないのだ。

左派の護憲派、保守の改憲派、この立場を逆にしてみればよくわかる。
9条を変えたいと思う層は、恐らく9条以外が改憲されても嬉しくて仕方ないだろう。

同じことが皇室に関する議論でもあり、
これを皇室典範というのだけれども、
左派はこれをいじりたくて仕方ないのだ。



皇室典範を触ることがあれば、次の一手につながる。
例えば96条を改憲したのち、9条などというスキームのように。

皇室典範を触ったうえで、「女系天皇の議論」に発展させたい者もいるのだろう。



世論を誘導、捏造する。
陛下は確かにご高齢であられます。
あれだけの公務を行われること、本当に感謝しております。
臣民として、無用の気遣いを、
身勝手にも推し量って述べることは誉められたことではないのでありますが
確かに体力的にもお疲れなのではないでしょうか。

私の思いはこのようなものでありますが、本来はこれは内心に秘めるべきものです。
政治家として述べたいのは、多くの国民も同様の反応を見せるように思うのです。

それは皇室を敬い、陛下を愛するからこその自然な、心の発露であると思うのでありますが、

「生前退位」と報じられていく中で、このような世論が主流を占めることは想像に想像に難くない。

私の理論構成はもうおわかり頂けたと思いますが、
陛下が高齢であることを理由にした上で、生前退位という報道を繰り返すことにより、『国民世論を誘導』して『民意を誘導する』こと。

これはあってはならない。
陛下のお心はわからぬし、勝手に推論すべきものではない。

できるだけ平易に書いているのですが、
このくだりは伝わらないかも知れないので
「もしかしたら陛下は、まだまだ続投したい!」と思っていたらどうするんだ?という話です。

一時が万事、これに尽きるわけで、「陛下はきっとこう考えておられる」等と成り代わって述べることは許されることではないのです。
推し量ることも許されぬと私は思っておりますし、自らの内心に秘めるべきだと考えております。

陛下のお心に背く形で報道がなされ、
陛下の思いと異なる形の世論が形成されてしまった場合、
またそれが「狙い」であったとするならば、私はこれが許せない。
政治分野の人間は、NHK・及び報道に対して責任をとらせるべきだ。
私はそのように思うし、単騎であっても「やる」と述べておく。

国民の皇室への敬愛を、邪に誘導。
国民世論を背景に「皇室典範の改正議論をスタート」させることが目的であったならば。
その目的が女系天皇の創設であったならば

ここまでの読みは、流石に外れると思いたい。
ただし警鐘は慣らさせて頂く。
それが政治家の責務であり、早期警戒機として機能すべき、まさに最前線の地方議員に求められる役割だと思うからだ。



可能性は、なくはない。
憲法改正の議論がスタートしていく現在、
こちらへの足止め、もしくは攻勢として、
皇室典範の議論を狙ってくる可能性は充分にあった。

そこにこの報道である。
私は疑ってしまう、どうしても。

「譲位」という、すでにある単語を用いるのではなく
「生前退位」という造語を用いてきたがゆえ、だ。
なんらかの意図をもった報道の可能性を否定できない。

「生前退位」という言葉は、私は使わない。
これらの議論を仮に行う場合があったとしても「譲位」という言葉を用いる。

これは私がそう考えただけのことだけれども、皆様にも同じ動きを呼びかけたい。
賛同して頂ける方は、FBでのシェア・tweetをお願いします。




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@takenoma
竹田恒泰 ‏@takenoma 14時間14時間前
20時から「竹田恒泰チャンネル」です。陛下のご意向についても解説します。 http://sp.live.nicovideo.jp/gate/lv266486651https://abemafresh.tv/takedach/18073件のリツイート 85 いいね



竹田恒泰 ‏@takenoma 14時間14時間前
歴史を勉強した時に「譲位」って習いましたよね。「生前退位」の方が馴染みが無いはずです。

378件のリツイート 377 いいね


竹田恒泰 ‏@takenoma 21時間21時間前
なぜ産経新聞までも「生前退位」という言葉を使うのか? ここは「譲位」という言葉を使うべき。「譲位」なら生前を前提とするので不敬な「生前」の言葉を使わなくて済む。「退位」はただ位を退く意味。清朝の末代皇帝が退くのも「退位」だった。「譲位」は「生前」かつ皇太子に譲る事を前提とする。

2,066件のリツイート 1,516 いいね
竹田恒泰さんがリツイート
AbemaPrime【公式】 ‏@Abema_Prime 7月13日
竹田恒泰、天皇陛下の生前退位報道に「憲法違反の可能性」 宮内庁は全面否定 #アベプラ #生前退位 #宮内庁 @takenomahttps://abematimes.com/posts/1021148


703件のリツイート

竹田恒泰 ‏@takenoma 7月13日
とにかく、宮内庁は全否定しています。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000184-jij-soci


490件のリツイート 283 いいね

竹田恒泰 ‏@takenoma 7月13日
【聖上、譲位のご意向】(続)報道が事実なら譲位が実現できるようにすべきと思う。ただし、譲位を制度にしてはいけない。なぜなら、天皇の退位を決定するのは内閣であり、内閣がいつでも天皇を退位させられる法的権限を持つことになるから。したがって、一代限りの特別措置として特措法で対応すべき。

865件のリツイート 717 いいね

竹田恒泰 ‏@takenoma 7月13日
【聖上、譲位のご意向】報道が事実なら、これは大きなご決断。祭祀と公務の削減を良しとなさらなかった陛下の、真摯なお気持ちから発せられたものと思う。でもなぜNHKのスクープなのか?本来、総理が内奏の折りに大御心を拝し、内閣が粛々と進めるべき問題。途中でリークされたら進めにくくなる。

竹田恒泰‏@takenoma 7月13日

【聖上、譲位のご意向】(続)報道が事実なら譲位が実現できるようにすべきと思う。ただし、譲位を制度にしてはいけない。なぜなら、天皇の退位を決定するのは内閣であり、内閣がいつでも天皇を退位させられる法的権限を持つことになるから。したがって、一代限りの特別措置として特措法で対応すべき。





ラベル:皇室
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2016年06月19日

『スッキリ!!』で宇野常寛が舛添報道を「イジメエンタテインメント」と正論の批判で、加藤浩次が凍りついた

これぞ、ワイドショー!
6月16日放送の『スッキリ!!』に出演した若いコメンテーターがタブーを破り、正々堂々とマスコミ報道批判をしてみせたそうです。
「こんなことやってたら滅びますよ!この国は」と。

確かに、マスコミ世論に乗せられて、舛添都知事に「不信任決議案を出す」といって脅して無理やり辞めさせた都議会もひどいですが、TPP交渉の大詰めに入った処で甘利さんを大臣の座から引きずり下ろした国会だって似たようなようなもの。(あれ以来TPP交渉は暗礁に乗り上げたままです。)

このまま、日本人が”バケツの中の蛙”みたいに足の引っ張り合いばかりしていたら、バケツごとどこかに持って行かれてしまいそうです。

しかし、さすがネット育ちの若い人には、メディアの目くらましは効かない!
やっと日本もバカばっかりじゃないという処を見せる時期が来たようです。

いつだって、日本人は「このままじゃ国が亡ぶ」という危機感をバネに立ち上がってきたのです。

たった一人の正論で、それまでつまらないことで大騒ぎしてた人々が何も言えなくなるのを見るのは、胸がすく光景だったろうと思います。(残念ながら管理人は見てませんが、下記の記事を読んだだけでも十分その時のスタジオ内の空気が伝わってきます。)
願わくば、こういう人がテレビから消されませんように!
要拡散情報です。


http://lite-ra.com/2016/06/post-2344.html

リテラ > 社会 > 政治 > 宇野常寛が舛添イジメ批判

『スッキリ!!』で宇野常寛が舛添報道を「イジメエンタテインメント」と正論の批判で、加藤浩次が凍りついた

野尻民夫 .

2016.06.17.
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『PLANETS』HPより


 舛添要一東京都知事がついに辞職願を提出してから丸2日。ワイドショーはとたんに舛添の疑惑のことなどまったく触れなくなり、今度は「次の都知事は誰がいい?」なんていう企画を嬉々としてやり始めた。

 しかし、本当にそれでいいのか。今、改めてマスコミや視聴者に突きつけたいのは、舛添は本当に辞職に値するようなことをやったのか、という質問だ。

 本サイトが何度も指摘してきたように、舛添と同様の政治資金の私的流用は安倍晋三首相はじめほとんどの政治家がやっていることだ。贅沢な海外視察や公用車使用、都庁にいる時間の少なさ、そして公私混同は、石原慎太郎元都知事の方がもっとひどかったし、政治資金の問題も、甘利明元経済再生相の賄賂疑惑の方が何百倍も悪質だった。それでも、石原は辞職しなかったどころか、ほとんど追及を受けなかった。甘利は辞任会見で「武士だ」と称賛され、今、涼しい顔で復帰の準備をしている。

 ところが、舛添はあんなごく少額の政治資金の私的流用で辞職まで追い詰められたのだ。ワイドショーは連日、政治資金でシルクの服を買っただの、美術館視察をしただの、ヤフオクで骨董品を落札しただの、子どもと一緒に野球を観に行っただのという話題に延々1時間以上も費やし、舛添を袋叩きにし続けた。そして、それに呼応して、都民がカメラの前で「すぐに辞めてほしい」「あんな知事は恥ずかしい」と叫ぶ。その様相はほとんどマスコミと大衆が一体になった「イジメ」だったといってもいい。

 もっとも、こんなことはマスコミは口が裂けても言わないだろう、書くのは結局、リテラだけか……と思っていたら、当のワイドショーでこの舛添叩きの異常性を真っ向から批判するコメンテーターが現れた。

 ゼロ年代以降のカルチャー批評で高い評価を得ている評論家の宇野常寛。宇野は6月16日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ)のなかで、舛添氏辞任の報を受けてこう語ったのだ。

「バカバカしいにもほどがありますよね。だって、どんなに多く見積もっても1000万も不正使用してないですよ、これ。それで46億円かけてこの後選挙するんですよ。都議会とか麻痺させといて、アホかって話ですよね。明らかに、背景にはもっと都議会が首長に言うことを聞かせたいっていうね、ある種の権力争いがあったことは自明ですよ。そのためにこれだけの都政の混乱を招いて税金も無駄遣いし、しかもマスコミもそれに乗っかってガンガン報道し、それを大衆も喜んで聞いていたわけですよね。ようは、都議会の連中の党利党略、そして、僕ら大衆の、あと、マスコミのイジメエンターテインメント、これでスッキリするために46億円が無駄に使われていて、そして、都政もある程度麻痺するわけですよ。こんなことやってたら滅びますよこの国は」


 都議会の党利党略が原因、というのは読みが違うと思うが、「マスコミのイジメエンターテインメント」というのは、まさしくそのとおりと言っていいだろう。しかも、それをイジメの一番の発信源であるワイドショーで指摘したというのは、見事である。正直、宇野のことをちょっと見直した。

 実際、この発言の後の『スッキリ!!』は見ものだった。スタジオは完全に凍りつき、すべての出演者が困惑の表情を浮かべる。司会の加藤浩次は大慌てで「金額的にはそうかもしれませんけれども、舛添知事がやったことに関してはどうですか?」と反論し、舛添叩きの方向に話を戻そうとするのだが、宇野は意に介さず、さらにこう畳み掛けたのだ。

「やったことに関しては、僕は、いいか悪いかでいったらよくなかったと思いますよ。ただ、本人はお金返すって言ってるし、この先任期終わるまでタダ働きするって言ってるんだから、十分制裁受けてると思うんですよね。これね、都知事の首をすげ替えるまでのことじゃないと思うんですよ。なんか、この程度のことで大騒ぎしてみんなで楽しむみたいな文化をどうにかしない限り、絶対にこの国よくならないですよ」

 さらに焦る加藤。スタジオは気まずい空気が支配し、これからどうなるか、とわくわくしながら、見守っていたら、とんだ邪魔が入ってきた。“安倍の腹話術人形”の異名を持つ青山和弘日本テレビ報道局解説委員・政治部副部長が、加藤のかわりに反論を始めたのだ。青山は冷静な体を装いながら、宇野をさとすようにこう語った。

「今回、そもそもは小さい話から始まっているというのは事実だと思うんですね。ただやはり舛添さんがそれに対して初期対応を誤って、どんどん話が拡大していき、次々と疑惑が出ていった。(略)今回の話を見て行くと、舛添さんがそうした世論や、周囲との認識の間にどうしてもズレがあった。そのズレの中に驕りというものが見えたので、ここまで来てしまった。(略)これはやはり、舛添さん本人の問題というのが大きかったということは言わざるを得ない」

 安倍政権の悪質な不正は一切追及せず、ひたすらヨイショを続けている人間がよくいうわ、という感じだが、それはともかく、ワイドショーの司会者やコメンテーターたちが口をそろえるのが、この「舛添は初期対応を誤った」「舛添には驕りがあった」というセリフだ。

 しかし、はっきりいうが、こんなものは建前にすぎない。実は、一連の舛添叩きについては、当のワイドショー関係者からも裏で批判の声が上がっていた。民放の午後のワイドショーのスタッフが語る。

「途中から、コメンテーター、スタッフの間でも『さすがにやりすぎだよね』『これはイジメだよ』という声があがるようになっていたんです。それで、舛添問題の扱いを小さくしたこともあったんですが、すると、視聴率がガクンと下がる。逆に、舛添問題を放映すると、視聴率はぐんぐん伸びる。それで、『とにかくどんな小さいネタでもいいから、やれーっ』と号令がかかって、どんどんセコイ話の放映時間が伸びていった」

 ようするに、マスコミはたんに視聴率が取れるから大騒ぎしていただけなのだ。そして、普段なら絶対無視するような小さなネタを大々的に報道し、それに視聴者が反応してさらに舛添批判の声が高まる。すると、マスコミがその視聴者の声に押されてさらに新しいネタをやる……そうやって、この“血祭り”は膨れあがっていったのだ。


 もちろん、そういう意味では、この舛添叩きは、大きな悪よりも身近なわかりやすい小さな悪に反応する現代日本の大衆の心性の問題だともいえるだろう。息子のプロジェクトに税金数億円をつぎ込み、政治資金でクルーザー遊びをする石原には世界が違いすぎて何も言わないが、ホテル三日月や野球観戦の金を政治資金で落とした舛添には怒りの声が沸騰する。これは、巨万の富を得ている大企業やIT企業のトップには憧れと尊敬の眼差しを向ける一方で、たいした給与をもらっていない公務員には「もらいすぎ」と憎悪を露わにする、2000年代くらいから発現した大衆の心性と共通するものだ(ちなみに、これはクオリティが高く手の届かないアーティストよりもAKBのような素人っぽいアイドルに魅かれるというような心性とも地続きだと思われるが、AKB応援団の宇野はそのへんをどう考えているのだろう)。

 しかし、そうだとしても、騒動をつくりだした責任の多くは、まぎれもなくメディアの側にある。なぜなら、ネタを提供し、この心性を増幅させているのが、他でもないマスコミだからだ。

 今のマスコミは、本当の悪、大きな悪については、タブーに阻まれ、ほとんど報道することができない。そのぶん、いったん、タブーでない、つまり批判が許される小さな悪を見つけると、報道をそこに集中させる。たとえば、ジャニーズには何も言えないから、そのぶんベッキーを叩くというような。

 つまり、タブーによって、批判できる対象が狭くなっていることの反作用として、小さな悪に対するバッシング、報道のスペクタクル化が起きているのだ。

 実際、テレビや新聞が舛添批判をここまで大々的にしつこくやれたのは、舛添が安倍首相や石原慎太郎と違って、タブーではなかったからだ。前出のワイドショースタッフが自戒気味にこう語る。

「舛添は自民党の支持で都知事になったとはいえ、安倍政権の中枢とは、非常に距離がある。むしろ安倍首相には嫌われている。その空気を察知したというのはありました。これは叩いてもどこからも文句はこないな、と。しかも、普段、権力に弱くてなかなか政治家の批判をできない自分たちに忸怩たる思いもあるので、そのぶん、かさにかかって舛添を責め立てたというのはあるでしょう。舛添を叩くことで、ちゃんと権力批判をやっていると錯覚したいというような感じですかね」

 実は、宇野はこの日、『スッキリ!!』でもうひとつ、刺激的な発言をして、加藤はじめスタジオを凍りつかせていた。次の都知事はどんな人がいいか、と聞かれたときのことだ。

「僕は、単にメディアが叩きづらいほうがいいと思うんですよ。たとえば、皇族の方とか。大手芸能事務所のタレントとかですね。そういった方がなると、メディアが叩きづらくて、都政が長続きするからいいんじゃないかなぁと思います」

 もちろん、これは、タブーになるととたんに何も言わなくなるマスコミの体質を皮肉ったものだ。
 
 タブーの大きな悪には目をつむり、小さな悪をバッシングして血祭りに上げる。このマスコミの異常な報道の傾向を変えない限り、この国はどんどんとんでもないことになっていくだろう。
(野尻民夫)
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