2014年05月05日

放射能を無害化する技術?

求めよ、さらば与えられん!
日本の先進技術を持ってすれば、「放射能」も怖くない!?

リバティの記事。
放射性廃棄物を低エネルギーで無害化 錬金術が除染技術になる?
2014.05.03

三菱重工業の先進技術研究センターが進めている「元素変換」という、錬金術として期待されてきた技術が、震災後、放射性物質を早期に無害化できる除染技術として注目を集めている。

通常、薪を燃やせば木が炭に変化して、その見かけは大きく変わるが、構成要素である炭素はそのままで、違う元素に変わることはない。
錬金術とは、例えば水銀を金に変化させるもので、よくフィクションの題材に使われるが、理論的にはすでに可能となっている。超高温あるいは超高圧で水素などが起こす「核融合」で、ある元素を別な元素に変化させることはできる。しかし、巨大な装置とエネルギーが必要で、たとえ金を作れたとしても、とてもコストが見合わない。

三菱重工の「元素変換」では、そこまで巨大な装置やエネルギーを必要とせず、ある元素を別の元素に変えることができるという。

実験では、パラジウムの0.1ミリメートルの厚さの薄膜の上に、パラジウムと酸化カルシウムの薄膜を、交互に重ねづけする。この膜を2つの箱の間仕切りにした上で、一方の箱を真空にし、もう一方は重水素で満たす。重水素はパラジウムの中を、原子となって透過する性質があるため、重水素は薄膜を通り、真空側に抜ける。
このパラジウムの薄膜に、特定の元素をわずかにつけておくと、この元素と重水素が核融合し、別の元素に変わるのだという。放射性セシウムはプラセオジウムに、放射性ストロンチウムはモリブデンに、それぞれ放射能をもたない物質に変化した。1平方センチメートルの薄膜を使って変化させた物質の重さは、最大数マイクログラムまで確認できた。自然界にはあまり存在しない質量数のものが多いケースもあったため、外部からの混入などではなく、実験でできたものであることは間違いないという。

三菱重工の研究チームのほか、トヨタなどでも再現実験に成功しており、基盤技術は確立し、実用化を目指す段階にあるという。コストの検討はこれからだろうが、それをクリアできれば、放射性物質の早期無害化や、レアメタルなどの生産にも期待できる。

同センターの岩村康弘・インテリジェンスグループ長は、「理論的なメカニズムは分かっていないが、我々はメーカー。次のステップに進みたい」と前のめりだ(8日付日経新聞)。

パラジウムを用いた「元素変換」は、これまでの物理では説明のつかないもので、学問的にも非常に興味深い。物理に新しい理論をもたらすかもしれない技術の、今後の発展に注目したい。(居)

【関連記事】
2014年2月17日付本欄 核融合研究が一歩前進 将来の原発の代替エネルギーに
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7380

2012年12月1日付本欄 【そもそも解説】原発の放射性廃棄物の保管場所
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5228

posted by megamiyama at 05:59| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故、原発問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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